【2025年】ゼロトラストセキュリティのおすすめ10製品(全19製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
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Cygiene(サイジーン)は、SIEM/UEBA、SASEの機能を有するセキュリティツールです。 近年で激変した働き方とIT環境の中で「従業員のセキュリティ」と「クラウド活用/事業成長」の両立を実現します。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【Cygiene Secure Access】 ⇒ ゼロトラストを構成するSASE(CASB、SWG、DLP、FWaaS) Cygiene SecureAccessは、TLS復号型Webフィルタ、リバースプロキシ、CASB、DLPなどのセキュリティ機能を統合したクラウド型セキュリティサービスです。 エンドポイントまたはアプライアンスエッジからのトンネルによって接続され、インターネット、クラウドサービス、特定のネットワークに対する安全なアクセス、認証機構、制御を追加することができます。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【Cygiene Analytics】 ⇒ セキュリティデータの集約と学習(SIEM/UEBA) Cygiene Analyticsは、エンティティ及びタイムシリーズデータ(ログ)の保存、相関分析、学習を行うための、大規模セキュリティデータ基盤です。 エンティティとログを組み合わせた学習機関が内蔵されており、“ユーザやデバイス単位”でのタイムラインの形成や、それらにもとづく振る舞い検知が可能です。 また、ログの保有期間も基本プランで5年(最大7年)と、インシデント発覚時に過去を遡っての調査や分析も容易です。
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Zscaler Zero Trust Exchangeとは、Zscalerが提供しているゼロトラストセキュリティ製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.5となっており、レビューの投稿数は1件となっています。
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Enterprise Application Accessとは、Akamaiが提供しているゼロトラストセキュリティ、ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は2.5となっており、レビューの投稿数は1件となっています。
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InterSafe Advanced SecureConnect はゼロトラスト実現にあたっての課題を解決する「ALSIゼロトラストソリューション」の中核となるソリューションです。 社外からのアクセスには高度な認証やSaaSサービスへのアクセス制御を実施、社内システムへのアクセス時は閉域接続を行います。これにより、信頼されたアクセス元からのみ社内システムやSaaSサービスへのアクセスが可能です。
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Zero Trust Secure Accessとは、トレンドマイクロ株式会社が提供しているゼロトラストセキュリティ製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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Trend Micro Web Security as a Serviceとは、トレンドマイクロ株式会社が提供しているゼロトラストセキュリティ製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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「FLESPEEQ Web Access」は、ゲートウェイ・クライアントソフトをワンパッケージでご提供するネットワークサービスです。 プライベートアクセス・インターネットセキュリティの両面から、 場所を選ばずに統一されたネットワークセキュリティを実現することができます。
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ファイルFlex Enterpriseは、VPNを必要とせずにクラウドやオンプレミスなどのデータにセキュアにアクセスできるゼロトラスト方式のデータプラットフォームです。 既存のツールを引き続き使用可能で、セキュリティは常にベリファイの原則に従い、データはEnd to Endで暗号化され、ファイルレベルのアクティビティは追跡されます。 リモートワークを革新的に変革するセキュリティソリューションです。
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ゼロトラストセキュリティの基礎知識
ゼロトラストセキュリティとは、「信頼しない・常に検証する」ことで、全アクセスを厳格に管理するセキュリティモデルです。
ゼロトラストセキュリティは、従来の“内部ネットワーク=安全”という前提を排し、すべてのユーザー・デバイス・通信に対して初期から継続的な認証・検証を行うセキュリティ設計です。これにより、内部からの不正アクセスや、外部侵入後の被害拡大を防止できます。
ゼロトラストでは、ユーザー認証・多要素認証(MFA)・アクセス制御・マイクロセグメンテーション・ログ監視など、複数の技術を統合してシステムを守ります。特に、クラウド利用やリモートワークの普及により、境界型防御に依存しないゼロトラストモデルの必要性が高まっています。
ゼロトラストセキュリティの定義
・社内外問わず、特定の情報にアクセスする通信すべての安全性・信頼性を都度確認し、セキュリティを担保する機能を有する
- ゼロトラストセキュリティの機能一覧
- 基本機能
- ゼロトラストセキュリティの比較ポイント
- ゼロトラストセキュリティの選び方
- ゼロトラストセキュリティの価格・料金相場
- ゼロトラストセキュリティの導入メリット
- データ侵害リスクの大幅抑制
- クラウド・リモートワークの安全運用
- 規制対応・企業価値の向上
- ゼロトラストセキュリティの導入デメリット
- 設計が複雑で初期コストが高い
- 運用負荷と社内教育の必要性
- レガシー資産との統合に課題がある
- ゼロトラストセキュリティ導入で注意すべきポイント
- スモールスタートと段階導入が基本
- 社内外の関係者を巻き込む体制構築
- 製品・ベンダー選定時に統合性を重視
- ゼロトラストセキュリティの最新トレンド
- ZTNAとマイクロセグメンテーションの高度化
- AI活用による動的ポリシー制御の進化
- アダプティブトラストによるコンテキスト認証
- ポスト量子暗号への対応
- ゼロトラスト支援サービスの普及
ゼロトラストセキュリティの機能一覧
基本機能
機能 |
解説 |
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EDR(Endpoint Detection and Response) | EDRとはユーザーが利用するパソコンやサーバー(エンドポイント)における不審な挙動を検知し、迅速な対応を支援するセキュリティソリューションのことをいう。従来のウイルス対策のような「壁」のイメージではなく、内部での不審な動きをするものに対応する。EDRは侵入を許してしまったマルウェアを検知し、デバイスの隔離などを行い、対処するものになる。 |
認証強化 | 発行されてから一定期間だけ使用できるワンタイムパスワード認証や、端末認証といった認証機能。ゼロトラストセキュリティにおいては、たとえ社内PCを使用している場合であっても都度認証が前提となる中で、セキュリティを向上できる。 |
アクセス権限管理 | 職責とIDを紐づけるなどして、アクセスできる情報や権限を制限する機能。データの流出するリスクを軽減できる。 |
ゼロトラストセキュリティの比較ポイント
ゼロトラストセキュリティの比較を行う際には、以下5つの技術的・運用的な観点から評価することが重要です。
認証と認可(IAM/MFA/ABACなど)の高度性
ゼロトラストの要となるのが、「誰が」「いつ」「どこから」アクセスするかを判断する仕組みです。シンプルなID認証だけでは不十分であり、多要素認証(MFA)・属性ベースのアクセス制御(ABAC)・コンテキストに基づく判断など、粒度の細かい認可設定が可能なことが比較基準となります。ネットワーク制御(マイクロセグメンテーション/ZTNA)
従来のネットワーク境界はゼロトラストでは無意味であり、代わりに内部を分割してアクセス制御をかける「マイクロセグメンテーション」が必須となります。ZTNA(Zero Trust Network Access)との組み合わせにより、全通信を最小権限で制限できるかが比較の焦点となります。継続的監視&ログ分析の可視化レベル
「常に疑う」という前提のもとでは、継続的なモニタリングと異常検知が欠かせません。ログ収集・分析のリアルタイム性、可視化ダッシュボードの有無、AIによるリスク予測機能などが製品間で差が出やすいポイントです。レガシー環境やクラウドとの統合対応
クラウドネイティブな環境だけでなく、オンプレミスや業務用端末などとの連携をどう実現するかも選定基準です。SaaS・IaaSへの統合API対応や既存インフラへのスムーズな適用性を重視する必要があります。導入スコープとフェーズ方式の柔軟性
一度に全社展開するのは現実的ではないため、対象範囲を絞って段階導入できる設計やPoC(概念実証)での検証がしやすい構成を持つかが重要な比較軸となります。
ゼロトラストセキュリティの選び方
ゼロトラストセキュリティの導入には、以下の5ステップを踏むことで、現場への負荷を抑えつつ確実な定着が図れます。
①:既存環境(社内/クラウド/IoT)の構成を整理する
導入前には、社内ネットワーク構成、クラウド利用範囲、IoT機器などの存在を正確に把握する必要があります。これを怠ると、抜け穴となる経路が放置される恐れがあるため、棚卸し作業を徹底することが基本です。②:認証・アクセス制御ポリシー要件を定義する
誰に、いつ、どのリソースへのアクセスを許可するかを細かく定めたポリシー設計が肝要です。特に中途半端なポリシーでは、過剰制限による業務停滞、逆に過小制限によるリスク拡大の両方が起こり得ます。③:段階的導入計画と重要資産の優先設定を行う
財務・人事・顧客情報といったクリティカル資産を優先対象とし、限られたスコープから段階的に導入していくことが失敗回避の鍵となります。④:ログ可視化・異常検知・対応自動化のレベルを評価する
セキュリティ運用には、異常の検知から初動対応までの自動化レベルが重要です。その製品が、何をどこまで自動でできるかを明確にして比較検討しましょう。⑤:導入支援体制やランニングコストを含めて比較する
自社内に運用ノウハウがない場合、SIerやベンダーの支援体制が重要です。また、導入コストだけでなく、ライセンス費・運用保守費などトータルで見積もることが成功の秘訣です。
ゼロトラストセキュリティの価格・料金相場
ゼロトラストセキュリティの料金は、構成範囲や導入規模、ベンダーの提供形態(クラウド/オンプレ)によって大きく変動します。以下に一般的な価格帯を示します。
導入規模 | 構成内容 | 費用目安 |
---|---|---|
小規模・PoCレベル | IAM/MFA + ZTNA一部導入。小規模ネットワーク範囲での実証検証目的。 | 300万円〜800万円 |
中堅企業向け | 認証・アクセス制御・ログ監視・脅威検知まで統合されたフル構成。 | 800万〜2,000万円 |
大規模・全社展開 | グローバル対応、多拠点連携、SIer設計導入・教育支援含む総合パッケージ | 3,000万円〜数億円 |
PoC段階で段階導入する場合でも、検証・社内教育・ポリシー設計を含めると500万円以上の予算を想定すべきです。
一方で、クラウド型サービスやMSP(マネージドセキュリティ)を活用すれば、初期費用を抑えて月額運用型にシフトすることも可能です。
ゼロトラストセキュリティの導入メリット
データ侵害リスクの大幅抑制
ユーザーやデバイスごとにアクセス権限を制御し、継続的な認証・監視を行うことで、万一の侵入時にも内部展開を抑制できます。
クラウド・リモートワークの安全運用
境界に依存しないため、社外からのアクセスやマルチクラウド環境でも、一貫したセキュリティポリシーを適用可能です。
規制対応・企業価値の向上
コンプライアンス対応の強化、データ保護の信頼性向上が評価され、取引先や顧客からの信頼獲得にも寄与します。
ゼロトラストセキュリティの導入デメリット
設計が複雑で初期コストが高い
システム構成が多岐に渡るため、全体像の把握や段階設計が必要です。また導入初期には比較的大きな投資が必要になります。
運用負荷と社内教育の必要性
継続的な監視・認証が求められるため、運用設計やセキュリティポリシーの理解を浸透させるための社内教育が欠かせません。
レガシー資産との統合に課題がある
既存システムやオンプレ環境との整合を取るためには、追加の開発や段階的な導入が必要となることがあります。
ゼロトラストセキュリティ導入で注意すべきポイント
スモールスタートと段階導入が基本
一度に全社導入するのではなく、まずは重要資産や特定部署からスモールスタートし、段階的に適用範囲を広げていく設計が推奨されます。
社内外の関係者を巻き込む体制構築
セキュリティ運用を現場レベルまで浸透させるには、情報システム部門だけでなく、現場担当者や管理職との連携も重要です。
製品・ベンダー選定時に統合性を重視
ZTNA、IAM、SIEMなどのツール間連携が重要なため、導入後の保守運用を見据えて、ベンダー間の互換性・支援体制を確認する必要があります。
ゼロトラストセキュリティの最新トレンド
ZTNAとマイクロセグメンテーションの高度化
ネットワーク内部も細分化して制御することで、万が一侵害が起きても影響範囲を局所化する構成が注目されています。
AI活用による動的ポリシー制御の進化
アクセス頻度・操作履歴などの行動分析をもとに、自動でアクセスレベルを調整する仕組みが実装されつつあります。
アダプティブトラストによるコンテキスト認証
ユーザーの端末、位置情報、時間帯などを考慮した柔軟な認証プロセスで、利便性とセキュリティを両立します。
ポスト量子暗号への対応
量子コンピュータ時代を見据えた、耐量子性を持つ暗号技術をゼロトラストに組み込む動きが広がっています。
ゼロトラスト支援サービスの普及
導入難易度の高さを解消するため、コンサル・SIerによるテンプレート提供や段階導入支援が加速しています。
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