【2025年】統合運用管理ツールのおすすめ10製品(全39製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
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SKYSEA Client Viewは、「使いやすさ」にこだわったクライアント運用管理ソフトウェアです。 資産管理、ログ管理、デバイス管理、端末機制限、注意表示(アラート)など、情報セキュリティ対策やIT資産管理、PCの運用管理、およびテレワークを支援する機能を搭載しています。 IaaSでもご利用可能なオンプレミス版に加えて、SaaSで利用できる「SKYSEA Client View Cloud Edition」もご提供しています。 ● 6つのPoint ----------------------------------------- ✔Point ① 情報漏洩対策の強化。多数の他社製品と連携し、より強力な各種対策をサポート ✔Point ② IT資産管理の効率化。運用管理しやすい、さまざまな仕組みを提供 ✔Point ③ 多様な働き方をサポート。PCの利用時間の分析や、リモートでの管理 ✔Point ④ 定期的なバージョンアップ。お客様のお声から、変化するIT課題に素早く対応 ✔Point ⑤ 使いやすい管理画面。初めてでも使えるソフトウェアを目指しています ✔Point ⑥ 選べるオンプレミスとクラウド。お客様の環境やニーズに合わせて選択可能
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4.3
機能満足度
平均:4.2
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4.1
使いやすさ
平均:3.8
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3.8
導入のしやすさ
平均:3.9
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4.3
サポート品質
平均:4.0
- SKYSEA Client View Light Edition(100台の場合):1196100円/
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「ウイルス対策も、情報漏洩対策もこの1本で。」 LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版(以下、エンドポイントマネージャー オンプレミス版)は IT資産管理に加え、情報漏洩のリスクをエンドポイントで守るセキュリティー製品です。 上場企業4社に1社、金融機関の3社に1社(※)10,000社以上にご導入いただいております。 ※:当社調べ ■エンドポイントマネージャー オンプレミス版の特徴 ●情報漏洩対策 不正を抑止するアラーム機能 資産情報の変更や操作ログ関連のアラームなど様々なアラーム設定をご用意しています。 セキュリティリスクの可能性がある操作に対して、リアルタイムに検知し通知することが可能です。 ●Windowsアップデート 適用状況を視覚的に把握 エンドポイントマネージャー オンプレミス版ではWindowsアップデートの管理も可能です。 Windowsのパッチ適用情報をグラフ化し、未適用者には同じ画面からパッチ配布の指示まで可能です。 ●働き方改革への対応 業務実態が分かるレポート 1日の最初と最後に発生したログを勤務情報として取得し「日別」「人別」に勤務実態を把握できます。 グラフ化されているため視覚的に判断が可能で、多くのお客様にご利用いただいている機能です。 ●ChatGPTの書込みログの確認も可能 エンドポイントマネージャー オンプレミス版はよりご利用いただきやすい製品になるべく、定期的に機能改良を行っております。 2023年6月23日には近年話題のChatGPT への書き込み内容を「Web書込みログ」で取得できる機能をリリースしました。 ChatGPTは利便性が非常に高い一方で、ChatGPTに書き込んだ個人情報の漏えいリスクも考えられます。 「誰が」「どんな操作をしたのか」をエンドポイントマネージャー オンプレミス版から確認し、内部不正対策に活用いただけます。
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「Hinemos」は、統合運用管理を実現する機能をワンパッケージで提供するソフトウェアです。 管理対象機器の情報を集めて、蓄積できる収集蓄積機能、 システムの稼働状況の監視や、視覚化を実現できる監視・性能機能、 システムの運行に不可欠となる各種アクション・ジョブ実行の定型化・自動化を実現する自動化機能 Hinemosでは、これらの機能をワンパッケージで提供します。 また、これらの機能をワンパッケージ・一体的にご利用頂くための、共通基本機能を併せ持っております。 【収集蓄積機能】 収集:用途を制限せずあらゆる情報を収集 蓄積:Hinemosへ蓄積し、さまざまな角度から見える化 転送:収集したデータを簡易に外部へ連携し利活用 【監視性能機能】 監視:システム稼働状況確認、異常検知を実現 性能:蓄積したデータをマップやレポートなどへグラフ化 【自動化機能】 構築自動化:サーバ等の初期構築に必要な作業を定型化・一括実行 業務自動化:システム運行フロー・バッチ処理等を定型化・自動化 運用自動化:システムに対する運用操作・手順をHinemos上で定型化・自動化(RBA) 【共通基本機能】 リポジトリ:管理対象システムの構成、マシン構成の統合管理を実現 アカウント:Hinemosを操作するユーザ権限をロール・設定単位で指定 通知 :運用結果に応じたアクションを自動で実行 カレンダ :あらかじめ定めたスケジュールに応じた運用自動化や監視を実現
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Zabbixはすべての機能を制限なく利用できるオープンソースの監視ソフトウェアです。 ネットワークに接続されたサーバー、ネットワーク機器、Webページ、アプリケーション、クラウド、コンテナなど、様々なITシステムやサービスの可用性やパフォーマンスをリアルタイムに監視することが可能です。 ITインフラストラクチャ全体の健全性を定期的にチェックし、リアルタイムな管理者への障害通知とWebインターフェースからの状況把握を可能にします。 Zabbixを使用することでダウンタイムによるコストを削減し、システム拡張の最適な購入意思決定を行うための信頼性の高いデータを得ることが可能です。
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JP1とは、日立が提供する統合システム運用管理ツール(ソフトウェア)です。当初のメインフレームでの運用管理にはじまり、時代に合わせ、Windows、Linux、UNIXといった各種プラットフォームをはじめ、クラスタや仮想化プラットフォーム、クラウドサービスなど、幅広い環境に対応しています。統合管理や運用自動化のインテリジェンス、インフラやネットワークなどのモニタリング、ジョブ管理やバックアップなどの自動化、資産管理やセキュリティなどのガバナンスの4つの分野で効率的かつ的確な運用管理を実現します。金融をはじめとする各種産業や官公庁など、業界や業種、企業規模を問わず、幅広い企業に導入されています。
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クラウドで実現するPC・スマホ一元管理 LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版(以下、エンドポイントマネージャー クラウド版)は、PC・スマホをクラウドで一元管理できるIT資産管理・MDMツールです。クラウドサービスのIT資産管理ツール市場ではシェアNo.1を獲得。デバイスがインターネットに接続されていれば、オフィスやテレワークなど デバイスの所在を問わず管理が可能です。 ※:株式会社テクノ・システム・リサーチ「PC資産・PCセキュリティSaaS市場 メーカーシェア 2022年 ブランド別市場シェア」分野 ■エンドポイントマネージャー クラウド版の特長 ●サーバーレスの運用と使いやすいコンソール エンドポイントマネージャー クラウド版はオンプレミス製品と異なり、サーバーの用意が不要です。そのため、サーバーの調達・構築や定期的なメンテナンスから解放され、製品の運用に集中できます。エンドポイントマネージャー クラウド版は、PC・スマホの一元管理を支援する豊富な機能を搭載しても「使いやすい」管理コンソールを提供。シンプルに構成されたメニューーや取得した情報を分かりやすいレポートで表示します。 ●IT資産管理・セキュリティ・操作ログなど充実したPC管理 資産情報の取得やアプリ配信、Windowsアップデートの管理、USBメモリなど記録メディアの制御、 macOSのシステム利用制御、ドライブ・ディスク暗号化の運用を支援する機能などPC管理に必要な機能を提供しています。また、内部情報漏洩対策として欠かせないPCの操作ログを自動取得。取得したログは最大5年分の保存が可能です。 ●操作ログを活用したセキュリティ対策と働き方の見える化 エンドポイントマネージャー クラウド版では取得した操作ログを活用できる様々なレポートをご用意しています。セキュリティ対策では、設定したアラート(違反操作)の発生状況を見える化できる操作ログアラートレポートを提供。日常的なアラート管理を効率的に行っていただけます。また、操作ログから従業員の働き方を見える化。 「長時間働きすぎていないか」「休憩は適切に取得できているか」「業務をしっかり行っているか」などの切り口でレポート化しています。このレポートは現状把握やセキュリティ対策だけでなく、業務効率化・マネジメントなど生産性向上に活用いただけます。 ●AppleとGoogleのプログラムに対応したスマホ管理 モバイルの管理に必要不可欠なApple Business Manader(ABM)とAndroid Enterprise(AE)に対応しています。それぞれのプログラムとエンドポイントマネージャー クラウド版を連携することで、デバイスの利用制御・アプリ管理など、より高度なスマホ管理を可能にします。
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OpManagerは、マルチベンダー対応のネットワーク監視ソフトウェアです。ネットワーク管理部門・ネットワーク管理者が監視業務で網羅すべき様々な機能を、わかりやすく瞬時に把握できる画面で提供します。 OpManagerで監視可能な項目は、死活監視のみにとどまりません。性能監視(遅滞監視/トラフィック監視/状態監視)など豊富な機能をご提供するほか、APMプライグインの導入により、データベースなどのパフォーマンス監視も可能です。 ご質問や製品の詳細説明をご希望の方は、以下のページよりお気軽にお問い合わせください。 【オンライン相談お申込みページ】 https://www.manageengine.jp/online_meeting/?utm_source=ITreview&utm_medium=productlink&utm_campaign=ITreview-opm
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IT資産管理、ログ管理などのIT統合管理ソフトウェア『AssetView』はPCのセキュリティ対策や情報漏えい対策を強化し、業務効率化やPCのライフサイクル管理を支援します。 IT管理スタイルの数だけ、変幻自在。必要な機能やサービスをオーダーメイド感覚でご提供します。 多彩な機能から必要なもののみを選んで導入することができ、それぞれが安価なためコスト削減を実現します。
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『ユーザー数 全世界で500,000万以上』 『顧客満足度96%』 PRTG Network Monitor(ピーアールティージー ネットワークモニター、以下 PRTG)は、英国のNetwork Computing Awardsで、4年連続受賞の実績をもつ、世界が認めた優秀・ハイパフォーマンスの監視ソフトです。 ドイツ生まれですが、日本語に完全対応しており、高機能なのに操作に迷わない、完成されたユーザーインターフェイスが特長です。フロー監視まで標準装備の圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。 ※センサー数無制限30日間無料トライアル(30日後、PRTGは無料版(100センサー)に切り替わります) 【選ばれる理由】 ◯追加コスト・アドオン不要。全機能を標準搭載 ネットワーク監視、サーバー監視、アプリケーション監視に必要な監視テクノロジーを、すべて「センサー」という形で250種類以上も実装しています。他製品では追加オプションになりがちな「フロー監視」さえもPRTGでは標準センサーのひとつです。 可用性を高める「クラスタ構成」も標準機能で、アドオン/オプションは一切ありません。 ◯導入・設定が簡単。エージェントレスで使いやすい。乗り換えも簡単 インストール後わずか5分で、自動検出による監視を開始し、設定も容易です。 必要なのはWindows環境だけで、データベースやWebサーバーの用意は不要です。マニュアルいらずの簡単操作で、専門知識がなくても監視が可能で、維持管理に手間がかかりません。 ◯物理環境だけでなく、仮想環境もクラウドも一元監視 仮想環境やクラウドも、用意された標準センサーにより監視が可能です。 物理サーバーと同じように、VMwareやHyper-V、Citrix Xenサーバーも監視できます。AWSをはじめとするクラウド環境も監視用センサーを標準搭載しています。
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情報漏洩対策やIT資産管理を総合的に支援するWindows・Mac端末に対応したクラウドサービスです。ITreviewでは「ログ管理システム」部門で3.9「IT資産管理ツール」部門で3.9の高評価を獲得しています。オプション追加でiPhone、Androidのインベントリ管理(MDM)にも対応できます。 ---情報漏洩対策---------- ▶不正PCの接続遮断【New】 「MaLionCloud」に未登録のPCがネットワークに接続された場合、ネットワーク管理サービスが即時に検出して接続を遮断し、管理者に通知します。 ▶「ChatGPT」書き込みログ収集で情報漏洩対策 Windows・Mac端末からの「ChatGPT」利用ログの収集が可能になりました。誰が、いつ、どのPCから、どんな内容を「ChatGPT」に入力したか、管理者が確認することができます。 ▶Mac操作監視機能が強い 「MaLionCloud」は、組織の主要クライアント端末であるWindowsおよびMac端末の一元管理に対応しています。特にMac 端末の操作制限について、同種商品より高いアドバンテージを誇ります。 ---IT資産管理---------- ▶オフライン端末も漏れなく管理! 端末エージェントがインストールされていないオフラインのPCに対して、USBメモリを接続することでハードウェア情報やソフ トウェア情報を収集します。 ▶ソフトウェアは「見える化」して管理! PC内の「見えない」情報も「見える化」して管理することが可能です。企業内のPCは何台あるか、それぞれにインストールされているソフトウェアの種類と数、ソフトウェアのライセンスなどを紐づけして管理できます。 ---運用管理支援---------- ▶VPN不要のリモートコントロールツールを標準搭載【NEW】 管理者は、社員端末が有人・無人にかかわらず、「MaLion」からシームレスにリモートコントロールできます。 接続時に社員端末側の操作は不要なため、PCが苦手な社員のサポートや、社員が不在のときでもPCの確認やメンテナンスを迅速に行えます。 ▶Web API機能 「MaLionCloud」に蓄積されたデータを、外部システムへ確実かつシームレスに受け渡すことができます。収集されたPC操作ログは改ざんや人為的な修正が難しい客観的なデータです。例えば、勤怠管理システムと連携することで、打刻データとPC操作ログを組み合わせることで、より正確な労務管理が実現します。 ---集計・レポート---------- ▶AIが管理者の代わりに分析・採点 「MaLionCloud」で収集したログオンのログを基に、AIエンジンが多次元解析を実行。ログオン時刻・ログオフ時刻が他の端末と大きくはずれているユーザーを一覧で確認できます。また、ログオン時刻・ログオフ時刻が異常な端末のランキング上位10位までを確認できます。 ▶従業員の働き方を「見える化」した管理に 勤怠システムが管理する出退勤情報を「MaLionCloud」に集約し、従業員の働き方を「見える化」します。また、各種勤怠管理システムを導入されている場合、従業員が勤怠打刻前後にPCを使用して「隠れ残業」していないか確認できます。
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統合運用管理ツールの基礎知識
統合運用管理ツールとは、社内システムやアプリケーション、サーバなどのハードウェア、ネットワーク、セキュリティなどを集中管理するためのシステムを指します。昨今、複雑化するシステム基盤に対し、システム監視やジョブの実行、障害などのイベントに対するアクションの自動実行などを行う。その他機能には構成管理やクラウド管理、仮想化管理、オートメーション機能などがあります。
- 統合運用管理ツールのメリット
- 集約化による業務効率の向上
- 可視化によるトラブルシューティングの迅速化
- 統一されたポリシー管理によるセキュリティ向上
- コスト削減につながるリソース最適化
- ドキュメンテーションの整合性とメンテナンスの容易さ
- 統合運用管理ツールのデメリット
- 導入コストと維持コストの負担
- 運用における専門スキルの必要性
- ベンダーロックインのリスク
- 複雑なシステム環境の課題
- 変更管理の難しさ
- 統合運用管理ツールの比較のポイント
- 対応するデバイスやプラットフォームの種類
- 監視や分析の機能と精度
- 操作性や可視性
- コストやサポート
- 統合運用管理ツールの機能一覧
- 基本機能
統合運用管理ツールのメリット
集約化による業務効率の向上
統合運用管理ツールを用いることで、それぞれ異なる管理画面や操作法を持つ各種システムやツールを一つのプラットフォームで一括して把握・操作することができます。結果として、情報を素早くキャッチし、適切な対応を行うことが可能となり、管理作業の効率が大幅に向上します。
可視化によるトラブルシューティングの迅速化
統合運用管理ツールは、ネットワークの状態やシステムの負荷、セキュリティインシデントなど、IT環境全体のステータスをリアルタイムで可視化します。このため、問題が発生した場合、迅速に原因を特定し、素早く解決するためのアクションを取ることが可能となります。
統一されたポリシー管理によるセキュリティ向上
統合運用管理ツールには、セキュリティポリシーを一元管理する機能があります。これにより、セキュリティポリシーの一貫性を保ち、企業全体のセキュリティレベルを向上させることができます。特に、異なるベンダーからのシステムやアプリケーションを利用している場合、ポリシーのブレを防ぎ、安全なIT環境を維持するのに貢献します。
コスト削減につながるリソース最適化
統合運用管理ツールを導入することで、各システムのリソース使用状況を把握し、無駄なリソースの削減やリアロケーションを図ることができます。これにより、ITコストを効果的に抑制すると同時に、必要な業務に対して適切なリソースを確保することができます。
ドキュメンテーションの整合性とメンテナンスの容易さ
一つのプラットフォームで多くのITリソースを管理することで、ドキュメンテーションの整合性が保たれ、システムやアプリケーションのアップデート、メンテナンスも一元的に実行できます。これにより、それぞれのシステムで異なるメンテナンスウィンドウや手順を調整する手間を省くことができます。
統合運用管理ツールのデメリット
導入コストと維持コストの負担
統合運用管理ツールの導入は、その初期コストが非常に高価となる場合が多いです。特に、大規模なIT環境を持つ企業では、ツールそのものの価格だけでなく、導入プロジェクトのコストも計算に含める必要があります。また、システムのアップデートやメンテナンスも継続的なコストとして考慮する必要があります。
運用における専門スキルの必要性
統合運用管理ツールを最大限に活かすためには、そのツールに関する深い知識とスキルが要求されます。そのため、企業は専門のスタッフを雇うか、既存スタッフのスキルアップを図る必要があり、どちらのアプローチも時間とコストを要求される場合が多いです。
ベンダーロックインのリスク
一つの統合運用管理ツールを選定し、導入した場合、そのツールやベンダーに依存する形となります。将来的にシステムを切り替える際には、移行コストや互換性の問題など、多くの障壁が発生する可能性があります。
複雑なシステム環境の課題
複数の異なるシステムやアプリケーションを一つのプラットフォームで管理することは、システム間の互換性や連携に問題が生じる可能性があります。その結果、統合運用管理ツールが正しく機能しない、または最適なパフォーマンスを発揮しきれないケースも考えられます。
変更管理の難しさ
統合運用管理ツールは、企業のIT環境を大きく変える要素の一つです。そのため、導入や変更が行われる際には、それに伴う変更管理が重要となります。スタッフのトレーニングや新しいプロセスの策定など、多くのアクションが必要となり、その管理は複雑で手間がかかるものとなります。
統合運用管理ツールの比較のポイント
統合運用管理ツールを導入する際には、自社のニーズや環境に合ったものを選ぶことが重要です。しかし、市場にはさまざまな統合運用管理ツールがあり、それぞれに特徴や機能が異なります。どのようにして比較すればよいのでしょうか?ここでは、統合運用管理ツールの比較のポイントを以下の4つに分けて紹介します。
対応するデバイスやプラットフォームの種類
統合運用管理ツールは、社内システムやアプリケーション、サーバなどのハードウェア、ネットワーク、セキュリティなどを集中管理するためのシステムです。しかし、これらのデバイスやプラットフォームは、企業によって異なる場合があります。例えば、クラウドサービスや仮想化技術を利用している企業もあれば、オンプレミスで運用している企業もあります。また、WindowsやLinuxなどのOSや、OracleやMySQLなどのDBも様々です。そのため、統合運用管理ツールを比較する際には、自社が利用しているデバイスやプラットフォームに対応しているかどうかを確認する必要があります。
監視や分析の機能と精度
統合運用管理ツールは、デバイスやプラットフォームの状態やパフォーマンスを監視し、異常や問題を検知し、原因分析や対策を行うことができます。しかし、監視や分析の機能と精度は、統合運用管理ツールによって異なります。例えば、監視項目や頻度、通知方法や閾値設定などはカスタマイズできるかどうか、また、リアルタイム性や履歴性はどれくらいあるかどうかなどです。また、分析機能では、単純なグラフ表示だけでなく、相関分析や予測分析などもできるかどうかも重要です。そのため、統合運用管理ツールを比較する際には、自社が必要とする監視や分析の機能と精度を満たしているかどうかを確認する必要があります。
操作性や可視性
統合運用管理ツールは、デバイスやプラットフォームを一元的に管理するためのシステムです。しかし、操作性や可視性は、統合運用管理ツールによって異なります。例えば、操作性では、インターフェースが直感的でわかりやすいかどうか、また、設定や変更が容易にできるかどうかなどです。また、可視性では、ダッシュボードやレポートが見やすく分かりやすいかどうか、また、カスタマイズできるかどうかなどです。そのため、統合運用管理ツールを比較する際には、自社が快適に利用できる操作性や可視性を持っているかどうかを確認する必要があります。
コストやサポート
統合運用管理ツールは、デバイスやプラットフォームを効率的に管理するためのシステムです。しかし、コストやサポートは、統合運用管理ツールによって異なります。例えば、コストでは、ライセンス料や初期費用、保守費用などがどれくらいかかるかどうか、また、コストパフォーマンスが高いかどうかなどです。また、サポートでは、導入や運用の支援やトレーニングがあるかどうか、また、問い合わせやトラブル対応が迅速かどうかなどです。そのため、統合運用管理ツールを比較する際には、自社の予算や要望に合ったコストやサポートを提供しているかどうかを確認する必要があります。
統合運用管理ツールの機能一覧
基本機能
機能 |
解説 |
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システム監視 | 複数のITシステム(サーバやデータベース、ネットワークなど)のアクティビティーとパフォーマンスを監視する |
統合ダッシュボード | さまざまなシステム情報を表示するダッシュボードを提供し、システムの状態を迅速に分析できるようにする |
アラート通知 | 障害やエラーの発生、潜在的な問題などをIT管理者へアラートとしてメールあるいはチャットで通知する |
オートメーション(自動化) | 監視対象に障害が発生した際に行わなければならない作業など、事前定義された運用管理のプロセスを自動的に実行する |
ジョブ管理 | システムの運用管理における定型処理などのジョブのスケジューリングや進捗状況の監視を行う |
構成管理 | システムを構成するさまざまなアイテムとそれぞれの関連性などの情報を一元管理する |
IT資産管理 | ネットワーク内のハードウェア/ソフトウェアの情報を収集して一元管理し、ソフトウェアや更新プログラムの配布、ソフトウェアライセンスの管理などを効率化する |
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